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1.マレーシア国内における状況 2.在留邦人の皆様へ【感染防止策・日本における予防接種】 3.関連情報リンク 1.マレーシア国内における状況 (1)マレーシア保健省発表によれば、先月下旬より、国内各州において学校等施設でのインフルエンザ様疾患の集団感染が発生しており、新型インフルエンザの感染者及びインフルエンザ様の症状により入院している患者の数も3月までに比べて大きく増加しています。なお、4月30日までにマレーシア国内で発生した新型インフルエンザの感染者数は13,709人(同月1日比1,021人増)となっています。 (2)また、マレーシア保健省発表及び報道によれば、4月以降、新型インフルエンザ感染後に死亡した事例が、新型インフルエンザを直接の死因としないものを含め10件以上発生しており、妊婦、糖尿病等のハイリスク・グループが中心となっています。なお、4月30日時点における新型インフルエンザを直接の死因とする死亡者数は81人となっています。 (3)マレーシア保健省は、状況はコントロールされているとした上で、国民に対して感染予防策の実施、発症時の早期受診、ハイリスク・グループについては公立医療機関での優先接種を早急に受けることを呼びかけています。 2.在留邦人の皆様へ (1)新型インフルエンザのワクチン接種については、上記の公立医療機関での優先接種のほか、クアラルンプール周辺地域の多くの私立医療機関においても可能な状況となっていますので、特にハイリスク・グループに該当する方々は、接種につきご検討ください。なお、料金等の詳細については、各医療機関にご照会ください。 (2) 外務省では、新型インフルエンザA(H1N1)の感染例が確認された国を対象に、「感染症危険情報」を提供しています。マレーシアに対しても、「十分注意 してください」が発出されています。マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマレーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、後述の【感染防止策】を徹底す るとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。日本における新型インフルエンザワクチンの状況については(6)をご覧くださ い。 ☆関連情報の詳細及び最新の状況については、以下のウェブサイトにてご確認ください。 外務省海外安全ホームページ:外務省が提供する感染症(新型インフルエンザ等)関連情報について (3)在マレーシア日本国大使館では新型インフルエンザ対策本部において、関連情報の収集と情報提供の強化に努めています。 (4) 現在のところ、大使館におけるパスポート紛失対応、ビザ発給、証明書発行等の領事業務は通常どおり継続しています。しかし、今後、感染が拡大する場合に は、緊急案件を優先し、また来訪者の安全を確保する観点から、急を要さない業務については縮小し、また、予約制にしたりする等の対策を実施する可能性があ ります。かかる体制変更を行う場合には、大使館ウェブサイト、メールマガジン等で連絡します。 (5)マレーシアに滞在される方は、今後WHOやマ レーシア保健省発表の情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。万が一、ご自身 またはご家族に新型インフルエンザ発症の疑いがある場合には、?@最寄りの医療機関で受診するとともに、?A在マレーシア日本国大使館までご連絡願います。 ・クアラルンプールの周辺地域の医療施設はこちら(http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/iryou.htm) な
お、患者数の増加を踏まえ、マレーシア保健省は、指定病院だけでなく、私立の医療機関においても患者の治療を行うよう求めています。ただし、上記のハイリ
スク・グループに該当する方等を優先して治療を行う方針ですので、症状の軽い方は自宅での療養が求められることがあります。・マレーシア保健省 ホットライン:03-8881-0200/ 03-8881-0300/ 03-8883-4414/ 03-8883-4415 ・在マレーシア日本国大使館 連絡先:03-2177-2600 また、今後の感染拡大の可能性に備え、今から所要の対策として、うがい、手洗いの励行等の予防対策や、食料、日用品等の備蓄品の確認をお願いいたします。今後の拡大状況を踏まえつつ、以下のような対策が有用となりますので、ご参照ください。 【感染防止策】 (イ) こまめに手洗いやうがいを行う。 手洗いは、外出後に行うだけではなく、可能な限り、こまめに行う。流水と石けんを使って最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオル等で水を十分に拭き取る。 (ロ) ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。 (ハ) 咳や発熱などの症状のある人に近づかない。人混みの多い場所に行かない。 マ スクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散をかなり減少させることが期待できるため、インフルエンザ様の症状がある方が やむを得ず外出する場合は、飛沫を防ぐために、混み合った場所(特に屋内や乗り物など換気が不十分で閉鎖的な場所)に入るときには着用する。 (ニ) 発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、当地の医療機関を受診する。 (6)日本においては、昨年8月中旬に流行入りし、11月末に流行のピークを迎えた後、患者報告数は減少を続けている状況であり、厚生労働省は、今般の新型インフルエンザの最初の流行(いわゆる「第一波」)は現時点では沈静化していると判断しています。 なお、ワクチン接種については、医療従事者、妊婦及び基礎疾患を有する方等の優先接種対象者グループのほか、これ以外の方々への接種も行われており、現在、全都道府県において、健康な成人の方を含むすべての方が接種可能な状況です。 日本に帰国される際に接種を希望する場合は、接種スケジュールや接種の方法、場所等につき、接種を希望する自治体(市町村。又は都道府県で設置されている新型インフルエンザ相談窓口) 又は医療機関にあらかじめご確認ください。また、日本国内における新型インフルエンザワクチンの接種は、住民票と異なる地域にいる場合又は住民票がない場 合でも、接種対象者であることが確認された場合、国からの委託を受けた医療機関において、医師の診断(健康状態及び体質を勘案して診察)に基づき、接種を 受けることができます。 3.関連情報リンク ○ 外務省海外安全 ホームページ ○ 世 界保健機関(WHO)ホームページ(英語) ○ マレーシ ア保健省ホームページ(英語) ○ 厚生労働省ホームページ ・新 型インフルエンザ対策関連情報 ・新 型インフルエンザに関するQ&A ○ 文部科学省ホームページ ・イ ンフルエンザに関する対応について ○ 国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(日 本語・英 語) |
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